2020年11月28日 8:30
金沢歌壇に君臨した田中躬之(みゆき)は、江戸時代後期の歌人です。歌人だけでなく国学者でもあり、医者でもあり、教師でもありました。
1796(寛政8)年の生まれで、京都で国学を賀茂季鷹(すえたか)に、医学を新宮凉庭(りょうてい)に学びました。金沢で医師をしながら国学、和歌を教え、大野木克敏、石黒千尋らの歌人を育てました。『竹取物語』の注釈も著しています。
隣には県政120年記念碑が立っています
1851(嘉永5)年、加賀藩13代藩主・前田斉泰に招聘されて藩校明倫堂の講師もつとめ、尊王攘夷運動に身を投じた多くの幕末の志士を育てました。白山市美川図書館の敷地内には田中躬之を顕彰する石碑が立っています。
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