2019年10月22日 20:30 

【歴史】江戸城(皇居)の天守台は「天下普請」で加賀藩前田家が築きました

10月22日は即位礼正殿の儀。皇居正殿松の間で天皇陛下が内外に即位を宣言されました。明治維新で東京奠都されて以来、徳川将軍が君臨した江戸城に天皇が入られました。「皇城」「宮城」とも呼ばれ、150年にわたり皇居になっています。

その江戸城は加賀藩ともゆかりの深い地。現在残る天守台(天守閣の石垣)は、明暦の大火で焼失したことを受け再建されたものですが、その普請を加賀藩5代、前田綱紀が担いました。諸大名の力を削ぐためにカネを使わせる、いわゆる「天下普請」ですね。

当初は天守閣の再建も計画されていましたが、大火で大きな被害を受けた江戸の街の復興を優先し、二度と再建されることはありませんでした。天守台は東西約41m、南北約45m、御影石でできています。間近で見るとその巨大さが分かりますよ。

二重橋

桜田二重櫓(隅櫓)

スポット情報

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皇居( こうきょ )

住所:
〒100-8111
東京都千代田区千代田1-1
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