2018年05月03日 21:00
加賀市の篠原古戦場にある「首洗池」。ちょっと怖い名前ですね。寿永2年(1183)、倶利伽羅峠の戦いで敗退した平家軍は態勢を立て直し、加賀の地で木曽義仲軍と相見えましたが再び敗走、その際にただ一騎踏みとどまった老武者・斎藤別当実盛が討ちとられました。
一騎討ちの際に名乗らなかったため誰の首か分かりませんでしたが、首実検をおこなった義仲は、自分が幼い頃に命を助けてくれた実盛であると知りました。
しかしその髪は黒く、70歳を超えている実盛とは思えなかったため、不思議に思い、首を洗ってみると、白髪の実盛があらわれたそうです。実盛は義仲の幼少の頃の命の恩人でした。
その実盛の首を洗ったといわれるのが「首洗池」です。池のほとりには、その場面を描いた銅像があります。源平合戦の悲哀と歴史を感じる地を、ぜひ一度訪れてみてください。
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