2018年04月07日 7:00
加賀一向一揆の拠点としては白山市の鳥越城が有名ですが、同じ戦国時代に、津幡町鳥越にも一向一揆の城郭がありました。正確には城郭寺院だったのですが、鳥越弘願寺跡(とりごえぐがんじあと)には、三方に高さ5メートルの土塁が残り、全国に類例のない一向一揆の城郭寺院の面影を残しています。
鳥越城の陥落とほぼ時を同じくして織田信長勢の佐久間盛政に焼き払われています。鳥越弘願寺の周囲には防御砦(とりで)としての鳥越城、鳥越タテヤマ砦など複数の砦があり、「百姓ノ持チタル国」をつくった一向一揆の強さをしのばせています。
鳥越弘願寺は江戸時代に入って、現在地(加賀爪)に移り、現在の立派な本堂などが寺格の高さを物語っています。
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