2018年01月05日 7:00
永光寺は、曹洞宗の高祖・道元と並び、太祖として尊崇される瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)が正和元年(1312)に開創した古刹です。
最盛期には30を超える堂塔と20以上の支院を持つ有力寺院として発展しましたが、応仁の乱で大部分を焼失。その後再興されましたが、天正7年(1579)兵火により再び全山を焼亡するという悲運に見舞われました。
幕末、江戸城の無血開城を導いた山岡鉄舟の大襖書8枚
伝燈院、五老峯へと続く回廊。禅宗の雰囲気が漂います
前田利家が能登を領有すると復興に尽力、現在の建物は江戸前期以降のもので、「永光寺様式」と呼ばれ、曹洞宗寺院の典型的な伽藍といわれています。
最も奥にある「五老峯」。曹洞宗五祖の遺物が収められ、信仰の中心とされています
これより「峨山道」。門前の總持寺祖院まで50kmの山道が続く
境内に足を踏み入れると、どことなくピリリと漂う空気が心地いいです。坐禅体験もできますから、新しい年の始まりに自己を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
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