2018年01月03日 15:00
学問の神様・菅原道真を祀る小松天満宮は、北野天満宮を4分の1に縮小した社殿で、「小松黄門」前田利常により造営されました。加賀藩を怨霊から守るため、金沢城、小松城の鬼門の線上に正確に位置しています。学問の神様ですから初詣や合格祈願で人気ですね。
治水のための梯川の拡幅工事が長年にわたって行われ、川のそばにある天満宮も工事の範囲内となっていました。国重要文化財の小松天満宮の移転も想定されましたが、創建の地から移転させることに反対の声もあり、分水路を建設し天満宮をまるごと浮島化する工事が行われました。
1974年に改修計画が決まってから実に43年。昨秋についに完成しました。天満宮の上流で川の流れを二手に分け、下流で合流させる浮島方式は、歴史的建造物の保存と治水を両立させた全国初の工事例となりました。するすると流れる梯川のように、合格もスイスイつかめるといいですね!
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