2021年01月14日 20:30
北陸の「石舞台古墳」とも言われる院内勅使塚古墳のそば、徳田駅のすぐ東側に鎮座している久志伊奈太伎比咩神社(くしいなだきひめじんじゃ)。100mくらいはあるでしょうか、道路に沿って長い参道が特徴的です。すごく大きな境内というわけではありませんが、かなりの開放感があります。
二の鳥居をくぐると正面に拝殿が建っていて、その後方に本殿が続いています。御祭神は奇稻田姫命。社伝によれば崇神天皇の御代に官幣社に列せられ、鎌倉時代に若宮八幡神を勧請、能登国守護職・畠山氏をはじめ武家の崇敬を集めました。
境内社には「稲荷神社」があります。もともと天領62カ村の氏神として祀られていた東照宮を相殿に祀っています。ちなみに天領の統治権は加賀藩に預けられ、いわゆる御預所(おあずかりどころ)として加賀藩が支配していました。
七尾方面へ行った際にはお参りしてみてはいかがでしょうか。
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