2017年11月18日 7:00
主計町の茶屋街は浅野川に面した表通りが風情ある散策コースとなっていますが、茶屋街の背後にも表とは違った風情があります。細い坂の階段が続く「あかり坂」もその一つ。主計町の「くらがり坂」は昔から有名ですが、「あかり坂」の名称は、作家の五木寛之氏が平成20年に付けたものです。
坂の碑には「暗い夜のなかに明かりをともすような美しい作品を書いた鏡花を偲んであかり坂と名づけた」と刻まれています。茶屋と茶屋がくっつきそうな細い道の向こうに見える石段の坂道には独特の趣（おもむき）があります。
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