2020年08月01日 11:00　

【中華】「厨酒房龍菜ロンツァイ」の店主田村さんに聞く、コロナ禍でのお店の方針や対策＜地元を応援してます！＞

店主田村さん

ホテル勤務のち、家族から受け継いだ龍苑高尾台から龍苑ぬかしんぼを経て、2018年6月野々市市にオープン。昼は麺屋、夜は伝統的な中華料理や創作料理を提供する居酒屋「厨酒房龍菜ロンツァイ」。新型コロナに関してお店の方針や対策について伺いました。

【店主田村さんのお話】
2月にはじめて石川県に感染者が出た日には影響が出てお客様はぴたりと止まりました。4月に石川県独自の緊急事態宣言が発令される頃には週末でも人が出歩かなくなると、その頃から飲食店業界ではテイクアウトの機運が高まりました。当店でもオードブルだけだったところほとんどすべてのメニューをお持ち帰りできるように。おかげさまでゴールデンウイークのあたりはテイクアウトで忙しかったです。「大丈夫か？」と気にかけてくれるお客様もいてありがたいことでした。いまも注文がありますが、基本的にはひとりでお店をまわしているので、どうしてもテイクアウトと店内飲食の両立は難しく、できる限りの対応となってしまうのが心苦しいところです。

オートブル5,500円、6,500円（いずれも税込）

感染症対策として店内では人数制限をしています。テーブル3つとカウンターがありますが、現在は真ん中のテーブルを使っていません。1組1～4人程度、店内2～3組までを目安にしています。先日は1組8人の予約があったので貸し切りで対応しました。座席数を維持したままパーテーションなどで仕切る方法もありますが、当店ではお店の人口密度をひとつの指標にしています。

カウンターも間隔を空けて。その日のお客様の数やグループによって柔軟に対応

フロアだけでなく、厨房の換気扇や通気口も動かして常時換気するようにも気を付けています。衛生面の管理は、飲食業にとって当たり前のことですが、自分自身気を付けていることには出来る限り人混みのあるところに行かないということを心掛けています。どうしても行かなければならないときは事前にしなければいけないことを整理して少しでも滞在時間が少なくなるようにしています。