2020年07月11日 21:00
穴水町川島の長谷部神社は、平家物語にも登場する武勇の武士・長谷部信連(のぶつら)を祀る神社です。
信連は源頼朝によって鎌倉御家人となり、能登の国の地頭に任じられ、子孫は長氏を名乗り、江戸時代には加賀藩の万石家老の加賀八家の一つに名を連ねました。長谷部神社は、信連ゆかりの穴水城跡のふもとにあります。
信連自作の自身の肖像(寄木造り)が穴水町大町の来迎寺に安置されていましたが、江戸時代に、後裔の長連頼(つらより)がその肖像を安置する御影堂を造りました。
その御影堂が神社に昇格し、明治時代に入って長谷部神社と改称、さらに昭和10年(1935)に現在地に移転しました。長谷部氏=長氏は、武士の治世となった鎌倉時代から幾多の戦乱や試練を乗り越え、この石川の地に確固たる地位を築いた武門の名門中の名門です。
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