2020年06月18日 20:30
古来から天然の良港として栄えた七尾には、幕末に「七尾軍艦所」が置かれました。海防の必要性に迫られた加賀藩が1862(文久2)年に設置、約65,000平方メートルの広大な敷地には造船所や製鉄所も設けられました。
加賀藩は発機丸など6隻の洋式艦船を購入し、日本海側の大名の中で最大の海軍を創設、戊辰戦争時には新政府軍に大きく貢献しました。これらの艦船は、白地に紺の剣梅鉢(前田家の家紋)の船印を付けたことから通称「梅鉢海軍」と呼ばれました。
1871(明治4)年、廃藩置県により七尾軍艦所は明治政府の海軍省に移管され廃止されました。現在、その跡には石碑が建っています。
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