2020年04月06日 10:30
河北潟の堤防沿い植えられた桜が見ごろです。内灘町から金沢市、津幡町、かほく市までの9kmにわたって、道路の両側には約1,550本の桜の木が植えられています。河北潟干拓地のイメージアップを目的に、干拓完成の1985年からメタセコイヤなどとともに植えられました。
このうち、津幡町の湖南大橋から金沢市内を通って内灘町に入る約4.5kmは、「母恋(ははこい)街道 千本桜」と呼ばれています。1998年、津幡町の自宅から内灘町の金沢医科大学病院へ、母の看病のために1日3回通っていた女性が、母が見たがっていた桜並木を提案したのが始まりだそうです。
その後、金沢、津幡、内灘の1市2町が「母恋街道」の桜並木を整備しました。金沢市で約620本、内灘町で約450本、津幡町で約20本のソメイヨシノが植えられており、「人生でつらい思いをする人の支えになるように」という願いが込められているそうです。
普段から抜け道代わりに使う車が多い道なので、車を停めてゆっくり花見ではなく、車窓から流れゆく桜を愛でるのが一番かもしれません。もちろん交通安全にくれぐれもお気をつけて。
※新型コロナウイルスの影響で外出できない場合、WEB上の「ヴァーチャルお花見」としてお楽しみください。少しでもお花見気分を感じていただければ幸いです。
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