2019年12月29日 7:00
金沢港は、近年、クルーズ船の来港や来年春に完成する金沢港クルーズターミナルなどの話題で注目を集めています。
その港の向かいにある「港公園」の奥には開港記念碑があり、その記念碑の頭部には県鳥・イヌワシの塑像が日本海へ羽ばたくように翼を広げています。
金沢港は、陸地を人工的に掘り込んだ、日本でも珍しい「掘り込み式港湾」であり、大正時代から建設計画がありましたが、太平洋戦争で棚上げになっていました。昭和38年(1963)年の三八豪雪で北陸地方の陸上交通が完全にマヒしたため、再び港湾建設の機運が盛り上がり、昭和39年4月に起工し、6年後の昭和45年11月に開港しました。
湾を掘り込んだ際に浚渫(しゅんせつ)された土砂は河北潟の干拓工事に利用されました。
金沢港建設、まさに石川県の歴史に残るビックプロジェクトでした。
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