2021年12月21日 19:30
石川・富山の県境、天田峠には倶利伽羅山八大龍王神が祀られています。およそ1300年前に奈良の生駒山から、峠越えの旅人を見守り、疫病や飢餓から救う神として祀られたと伝わります。
九折(つづらおり)地区では昔から「峠の神様」として親しまれていました。「私を祀るなら七堂伽藍(しちどうがらん)を建てるか、それができない時には、西の海の見えるところに祀ってほしい」といった言い伝えが残っているそうです。
昭和の天田峠改修工事の際、度重なる地すべりで工事が難航していました。工事の邪魔になって付近に放置されていた「峠の神様」を海の見えるところに小さな祠(ほこら)を建てて安置したところ、工事は順調に進んだそうです。
飲食業や理美容業、食品加工業など水を扱う商売や病気平癒に御利益があるそうです。今年由緒書きと賽銭箱が整備されました。
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