2021年12月10日 17:30
小松市在住の元教師・朝岡明美(あさおか あけみ)さんによる『わたしがこどものころ せんそうがあった』が12月8日(日米開戦の日)、出版されました。
朝岡氏が大戦時に國民學校(小学校)に通っていた時期に書いていた「絵日記」を題材に、当時の子どもの生活や世相を振り返る内容になっています。
・戦争を当時の子どもたちがどのように感じていたのか?
・戦時下での子どもたちの様子
・終戦を子どもはどのように感じたのか?
今年で開戦から80年。
戦争の悲劇が人々の記憶から忘れ去られていく中、当時の様子を克明につづった本書は、史料としての価値も非常に高いものになっています。
後生へ「平和のバトン」をつなぐ一冊となるでしょう。
【本書概要】
『わたしがこどものころ せんそうがあった』
著 者:朝岡明美(あさおか あけみ)
発行日:2021年12月8日
仕 様:A4 変形 本文76ページ 無線綴じ
発 売:能登印刷出版部
部 数:350部
購入は、お近くの書店へお問い合わせください。
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<本書「出版にあたって」から>
今年、戦後七十六年を迎えました。戦後は終わったと言われ、日本に戦争があったことが忘れ去られ、異国での内戦や大国同士の対立が懸念される今、一人でも多くの人がこの本に目を留めていただけたらの想いから、この本を出版することとしました。
戦争を知らない若いお祖父さんやお祖母さん、お父さんやお母さんたちは子どもや孫たちと一緒に読んで頂き、先生たちは生徒たちと一緒に戦争と平和について学習を、学生たちは戦争と平和について語り合ってもらえたら嬉しく思います。
【著者略歴】
朝岡明美(あさおか あけみ)
1936年 富山県高岡市生まれ。
高岡市立国吉中学校に2年、石川県小松市に転入して36年、計38年間、教職に就き、音楽教育、合唱指導に取り組み、最終勤務校の荒屋小学校では、児童、職員、地域が一体となって学校図書館教育を全国へ発信し、教育賞受賞(小松市 2010年12月1日)。
定年退職後、社会福祉法人小松市大和善隣館大和ぬくもり大学合唱クラブ講師・学長。 OEK(オーケストラアンサンブル金沢)小松友の会運営委員・会長。 地域の学校や団体に講話や講演活動を行なっている。 生涯スポーツとして始めたスイミングで、平成29年度ベストスイマー認定証受賞 (日本スイミングクラブ協会北陸支部 2018年1月8日)。
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