2021年12月07日 19:30

冬の日本海は、発達した低気圧の通過と強い季節風により、しばしば大きく荒れ狂います。そのため、北前船が寄港する地域には多くの言い伝えが残っています。

志賀町福浦も代表的な北前船の寄港地の一つ。海にほど近い福浦にある猿田彦神社は861(貞観3)年の創立で、古くより福浦港に出入りする船舶の信仰を集めてきました。

本殿の向かって右奥には「浪除社(おみず堂)」が鎮座しています。この「浪除社」は名前の通り浪を除(よ)けてくれるそうです。

「霊水が湧き出るところにお社を造り、この霊水を荒海にまけば鎮まる」
漂着神である猿田彦大神のお告げにしたがって建てられたようです。航海の安全はもとより、出産や眼病にも御利益があるそうです。

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