2021年11月28日 18:11
毎回たくさんの体験談が届く「うわさシリーズ」。
今回は、卯辰山のうわさ「その2」をお送りします。
↓「その1」はこちら。
【まちネタ】ここはガチ!?語り継がれる「卯辰山」のうわさ
https://iijikanazawa.com/news/contributiondetail.php?cid=9574
横空台横の遊歩道を5分ほど下ったところにある「キリスト教殉教者の碑」。
↓「横空台」の記事はこちら
https://iijikanazawa.com/news/contributiondetail.php?cid=9370
このあたりはかつて「湯座屋谷」と呼ばれ、明治2年(1869)に長崎浦上村のキリシタン510人が加賀藩預りとなり、同6年に送還されるまで幽閉されていた場所です。
その間、100人近くが折檻や飢餓、病気で命を落としました。
亡くなった殉教者の無念は計り知れませんね…。合掌。
この碑は、このことを後世に伝えるため、昭和43年(1968)にカトリック金沢教会が建立したもの。
碑には「義のため迫害される人は幸いである」と、聖書の言葉が刻んであります。
そういった史実があるだけに、「殉教者の霊が出る」「夜に行くとうめき声が聞こえる」という噂も、さもありなん。
実際、平成10年(1998)に行われた山側環状の卯辰山トンネル工事では、たくさんの人骨が出たそうです。
年代から見ると、殉教者の骨の可能性が極めて高いんだとか…。
結構険しい道なので、それなりの格好で行くのをおすすめします。
道も細く、薮も深くて「何がいるかわからない」ので、夜に行くのはダメ、ゼッタイ。
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