2021年10月04日 20:25
三社のJR高架下あたりにある「神保緑地」。
公園というよりも、ちょっとした広場という趣ですね。
特に目を引くものが無いように見えますが、実は金沢が生んだ偉人の碑があるんです。
それも二人!
一人は金沢三文豪の一人、室生犀星(1889-1962)。
雪あたたかくとけにけり
しとしとしとと 融けゆけり
ひとり つつしみふかく
やはらかく
木の芽に息をふきかけり
もえよ
木の芽のうすみどり
もえよ
木の芽のうすみどり
犀星の『ふるさと』の詩です。
早春の金沢の光景が目に浮かぶようですね。
もう一つは、ひときわ古めかしい大きな碑です。
こちらは漢学者・黒本稼堂(くろもとかどう、1858-1936)の碑。
四高(金沢大学の前身)や五高(熊本大学の前身)で教師を務め、五高では夏目漱石と同僚で、「教育は国を築く基礎であり…」という卒業式の祝辞を二人で考えたそうです。スゴイですね。
この碑は昭和8年(1933)に建立されたもので、「新道開削紀功之碑」と書いてあります。
意味は……分かりません。
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