2022年09月01日 19:00
寺町5丁目にある「諏訪神社」。
鳥居を覆う大きな木々が目を引き、街なかに突如現れた小さな森のようです。
当神社の発祥は、室町時代の初期、1429年(正長2年)に当時の豪族・富樫氏の周遊の地、泉野領桜畑に同氏の起請によって創建された『八幡宮』に起源します。
由緒書きによれば、加賀藩3代藩主・前田利常公の時代に信州・諏訪の神(鷹の守護神)を鷹匠頭、野村宗順、大平右京らが勧請併祀して、 鷹の祈祷を修めたと記されているそうです。
明治初年頃までは、通称『諏訪八幡宮』と呼ばれていました。
ちなみに、毎年9月中旬(旧暦7月26日)の夜に、月の出を待つ神事「三光(さんこ)さん」が執り行われています。
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