2021年09月23日 11:46
今日は秋分の日ですね。一般的には昼と夜の長さが同じになる日とされています。1日は24時間ですから、昼が12時間、夜が12時間ときれいに分かれる日と認識している人も多いですよね。
でも、実は今日の金沢の日の出は5:42、日の入りは17:49。
差し引きすると昼の長さは12時間7分。あれ?結構、昼の時間の方が長い?
ということで調べてみました。
実際に昼と夜の長さがほぼ同じになるのは、9月26日(日)です。
日の出が5:44、日の入りが17:45、昼の長さは12時間1分です。じゃ、秋分の日は9月26日じゃないの?と思ってしまいました。
日の出も日の入りも「太陽の上辺が地平線と一致する瞬間」として定義されています。「太陽の『中心』が地平線と一致する瞬間」ではないんですね。
ですので、日の出では、太陽がほんのちょっと顔を出した瞬間から太陽の中心部が地平線に到達するまで、逆に日の入りでは、太陽の中心部が地平線に到達した瞬間から全て沈むまでの時間が、合わせて7分ほどあるので、昼の時間が長くなるそうです。
また、地平線近くにある天体は、大気の中を通る光の屈折によって、少し浮き上がって見えるそうです。その分を勘案して日の出、日の入りを計算していることも影響するそうです。
まあ、細かいことはさておいて、ちょっと昼の時間が長いわけですから、さわやかな秋晴れの日中を楽しみましょう!
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