2021年07月29日 19:30
粟津温泉街の中心地、老舗旅館「法師」の前に立つ一本の木は、あろうことか道路の真ん中に佇んでいます。樹齢約400年のこの古木は「黄門杉」と呼ばれています。
加賀前田家三代・前田利常のお手植え。那谷寺に参拝する際に立ち寄って植えたそうです。中納言に任じられていた前田利常は、「中納言」の中国名を「黄門」ということから「小松黄門」と呼ばれていたことにちなみます。あの「水戸黄門」より半世紀前のことです。
「黄門杉」はもともと「法師」の敷地内にあったのですが、道路拡張により道のど真ん中に生える形になりました。それでも粟津温泉の守り神として、通行の妨げになるにも関わらず今なお大切に守られています。
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