2021年05月10日 19:00
また一つ、金沢の老舗が暖簾を下ろしました。
玉川町通り商店街の「フランス菓子 ポン・ヌッフ」。
名物のシュークリームや昭和レトロなケーキが幅広い層に愛され、遠方からもファンが来る人気店でした。
明治37（1904）年に和菓子店として創業、店主の北村完次さんの代に洋菓子店となって40年余り。
北村さん夫妻の人柄もあり、「町のケーキ屋さん」として愛されていましたね。
今では貴重なバタークリームのケーキが味わえなくなると思うと、ただただ残念です。
「機械が壊れちゃって、修理するのにかなりお金がかかる。それなら店を畳もう、と。体を壊した訳ではないよ」と北村さん。
長い間、お疲れさまでした。そして美味しいケーキをありがとう。
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