2021年04月08日 22:00
ヤクルトの奥川恭伸投手（星稜高OB）が広島戦で今季2度目の先発。前回、阪神を相手に5回3失点で初黒星を喫した今季初登板から中10日、初勝利をかけてのマウンドです。
立ち上がりにまたもやプロの洗礼を浴びます。2死走者なしから打ち込まれ、5連打で初回4点を失います。同点の3回には先頭の鈴木誠選手に一発を浴びてさらに1点を献上。
それでも5回84球、10安打5失点ながらも味方打線の援護に助けられ、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りました。その後試合は11-7でヤクルトが勝利、奥川投手は待望のプロ初勝利を手にしました。
昨年11月のプロ初登板で、2回0/3、5失点と打ち込まれた広島相手に記録上は雪辱を果たしましたが、ほろ苦い初勝利となりました。それでも勝ちは勝ち。最速148キロをマークし、粘り強い投球で4、5回は無失点に抑えましたから、次のマウンドで躍動するピッチングに期待しましょう。
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