2021年03月28日 17:30
突然ですがクイズです。 Q. 石川県で一番高い高層ビルは? A. そうです、一番高いビルは金沢駅前にそびえる「ホテル日航金沢」ですね。 高さ130.5m・地上30階を誇るホテル日航金沢(ポルテ金沢)は、石川県のみならず、北陸三県で最も高い高層ビルです。1994年の竣工から実に27年もの間、北陸No.1を守っています。 ちなみに日本一高い高層ビルは「あべのハルカス」(大阪市)で、高さ300m・地上60階です。実にホテル日航の2.5倍の高さです(すごい…)。
石川県内の第2位は石川県庁(行政庁舎)の98.8m・19階、第3位は北國新聞会館の93.0m・21階です。第4位 リファーレ金沢(84.8m)、第5位 ANAクラウンプラザホテル金沢(75.0m)と続きます。「超高層ビル」は、一般に高さ60m以上の建物のことを指すそうです。
金沢の超高層ビルの草分け的存在といえば、武蔵にある「金沢スカイビル」(ANAホリデイ・イン金沢スカイ)です。高さ69.0m・18階を誇り、金沢の近代化の象徴として君臨してきました。
1973年の竣工以来、1990年に金沢全日空ホテル(現ANAクラウンプラザホテル金沢)に抜かれるまで、実に17年もの間、金沢の高層建築の首位を守ってきました。2021年4月より名鉄グループから切り離されますが、スカイビルはまだまだ健在。年配の方々では「金沢の高層ビルといえばスカイビル」の印象が強いかもしれませんね。 ちなみに煙突や橋塔などの「構造物」を含めると、ホテル日航金沢よりも高い建物が存在します。なんだか分かりますか?
七尾大田火力発電所煙突が高さ200.0mで、石川県で一番高い高い構造物になります。北電最大火力の煙突はやっぱりデカイですね! ちなみに石川県庁に次いで高いのが、サンセットブリッジの愛称で親しまれる内灘大橋主塔(95.5m)です。 ランキング表に入れてみると、こうなりました。
ちなみに現在金沢市では、都市計画法に基づき「高度地区」を広範囲に指定し、地区ごとに8mから最大60mの高さ制限を設けています。金沢駅周辺でも60mの高さ制限が設けられていますので、当分の間、高層ビルNo.1はホテル日航金沢の天下が続きそうです。 * * * * * 金沢をはじめ石川県内各地の自然・歴史・生活・文化など、知っているとちょっと得する?!「いいじ」な雑学を連載します。金沢に関するちょっとしたギモンや不思議などを勝手に調査・解説し、金沢のまちの懐の深さを掘り下げます。
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