2021年03月07日 8:30　

【雑学金沢#4】エッ！3年ぶりの「大雪」だったのに、今シーズンの金沢は「暖冬」だった!?

警報級の大雪が続いたのに…

雪のシーズンも終わりですね。3月に入って「三寒四温」で気温が少しずつ上がっていきますね。コートのいらない、うららかな春が待ち遠しいです。

今冬の金沢は、記録的な大雪だった3年前にも迫る65cmの最深積雪を観測しました。度重なる雪かきでヘトヘトになり、北陸道での大規模な立ち往生など交通障害にも悩まされた日々は、記憶に新しいですね。

記録的な積雪があったにもかかわらず、じつは今シーズンの金沢は「暖冬」となりました。

北陸の平均気温は、12月は平年並み、1月は平年より低くなりましたが、2月はかなり暖かく金沢の月平均気温は6.6度と観測史上1位、2月22日には19.6度を記録しました。

降水量826.5mmは「多かった」ですが、降雪量は171cmと「少なかった」ようです。グラフを見ても積雪は1月の上旬〜中旬に偏っていますね。

あんなに雪かきしたのに「暖冬」って。。1月の大雪と、2月の暖冬を足して2で割ってほしかった、と思っちゃいますね。

地球温暖化が進むと「集中豪雨」だけでなく「ドカ雪」も増えるそうです。脱炭素社会、できるところから目指していきましょう。

グラフの大きい画像はこちら↓
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【雑学金沢】は、金沢をはじめ石川県内各地の自然・歴史・生活・文化など、知っているとちょっと得する?!「いいじ」な雑学を連載します。金沢に関するちょっとしたギモンや不思議などを勝手に調査・解説し、金沢のまちの懐の深さを掘り下げます。