2021年02月23日 19:30
夜景といえば夏の開放的なイメージを思い浮かべる方も多いですが、夜景のベストシーズンは、ふつう「秋冬〜GW」にかけてと言われています。いろいろなサイトで述べられている理由をまとめると、
(1)日没が早く、夜が長いためにまわりが暗い
(2)気温と湿度が低いので空気が澄んでいる
(3)樹木が落葉しているので見通しがいい
(4)夜景スポットに訪れる人が少なく滞在時間も短い
という4つのポイントが挙げられます。なるほど、冬は空気が澄んでいますからね。(4)はお忍びの方(?!)や、バッチリ夜景を撮影したい人向きでしょうか。
ただ、金沢に限っていえば、ちょっと違うようです。
11月〜2月は降水量が多く、他エリアと違って湿度がかなり高いです。つまり金沢では(2)の条件が当てはまらない、ということです。また、4月は黄砂の飛来が一番多い月です。街の空気全体が霞んで見通しがききません。
ということで、金沢の夜景ベストシーズンは「2月末〜3月」と(勝手に)認定しました!
いよいよ本番を迎える夜景シーズンに合わせて、いいじ金沢が「金沢三大夜景」を選んでみました。
★第3位 大乗寺丘陵公園
金沢市南部に広がる丘陵地帯にある総合公園です。中腹の「芝生の丘」は遮るものがないので、市内中心部の夜景が楽しめます。カップルからファミリーまで、ベンチに腰をかけてゆったりと堪能できます。
芝生の丘とお花見広場に隣接した場所に、夜間も利用できる駐車スペースがあります。
★★第2位 石川県庁19階ロビー(夜景100選)
ご存じの通り石川県庁の19階は展望ロビーとなっていて、一般開放されています。ガラス張りの窓からは金沢港や金沢市街を眺めることができます。
天候に悩まされることもなく気軽にゆっくりと楽しめるので、冬場に限ればベストスポットですね。日中の開放感あふれる眺望も◎です。
★★★第1位 卯辰山(夜景100選)
金沢の夜景といえばやっぱりココ! 市街地から近すぎず、遠すぎず、標高141mの小高い卯辰山から「百万石の夜景」を眺められます。
望湖台、見晴らし台、眺望の丘と3つの展望台があって、画像は見晴らし台からの眺めです。真ん中で輝く光の道は小立野トンネル、右上の巨大な建物は金大病院です。
他サイトで紹介されているスポットとほぼ同じになりましたが、あしからず… 夜景スポットは他にもありますが、眺望が開けているところはひと気が少なかったり、スリリングなところもあるので、気をつけて楽しんでください。
番外 金沢森本インターチェンジ
全国的にも珍しいインターチェンジの展望台。北陸自動車道、山側環状、国道304号が交差していて、連続して重なる道路のループがちょっとだけ都会っぽいですよね。オレンジライトの幻想的な雰囲気が楽しめます。
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