2020年10月31日 8:30
河合谷ふれあいセンターの前庭には「禁酒の碑」が建っています。1926(大正15)年、河合谷村長の森山忠省氏が提唱し、老朽化した河合谷小学校の改築費45,000円を捻出するため、村をあげて禁酒が実施されました。村民は毎日酒を飲んだつもりで5銭以上貯金し、予定通り費用を工面しました。校舎が完成した後も、禁酒は20年間にわたって続けられたそうです。まさに鋼の意志ですね。
それでも、どうしても飲みたい人は、村外の興津の集落まで行っていたそうですよ。また、この禁酒によって村に8軒あった酒店は自主廃業しました。その河合谷小学校も2008年3月、133年の歴史を持って閉校しました。禁酒の村も、過疎と少子化の波には勝てなかったようです。
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