2020年10月24日 20:00
とうとうこの日が近づいてまいりました!
明日25日、待ちに待った「国立工芸館」がオープンします!
国内唯一の国立の工芸専門の美術館でもあり、陶磁、ガラス、漆工、デザインなど、全国各地から集められた近現代のあらゆる工芸作品を収集している「国立工芸館」。金沢にはコレクション約3800点のうち、約1900点が移転予定とのことです。
オープンを記念して、10月25日(日)から2021年1月11日(月・祝)まで「特別展「国立工芸館 石川移転開館記念展Ⅰ 工の芸術―素材・わざ・風土」が開催。石川県ゆかりの巨匠である松田権六、北大路魯山人などの作品約130点が展示されます。
ひと足先にお邪魔してきました!
入館して左側の棟に展示室があります。ミュージアムショップを左手に進みましょう!
展示室の前にまずはここでウォーミングアップ!「工芸とであう」は、小さな子どもやあまり工芸になじみのない方のために、技法や専門用語などをわかりやすく説明してくれるコーナーです。普段はみることのできない器の裏側などをいろいろ動かしたりしながら3D画像で隅々見ることができます。直接触れなくても思い思いに動かすなどして体験できると大人も子どもも楽しいですね。感染症対策に手袋もおいてあるので、手袋をしていろいろ触ってみてくださいね。
展示室は1階と2階にあります。今回の特別展「工の芸術―素材・わざ・風土」は、「国立工芸館の自己紹介」となるようなものとして近現代のよりすぐりの名品が128点展示されます。すべて東京国立近代美術館の所蔵品で、前期は11月29日まで、後期は12月1日から。前後期で26点の作品が入れ替わります。
「鳥」をモチーフにした作品でも時代や人、素材によって全く違うものが生み出されています。鳥だけでも、鷹にうずらに鳩にとたくさん!何種類いるのか、何羽いるのか数えてみてもきっと楽しいですよ。
また、2階「松田権六の仕事場」には、金沢出身の人間国宝である漆芸作家松田権六の工房を移築・復元したコーナーが設けられています。仕事道具の展示のほか記録映像もあるのでぜひご覧ください。
国立工芸館への入館は日時指定制となっているのでオンラインでの予約が必要です。下記アドレスからご確認くださいね。
★オンライン予約はこちらから★
https://www.momat.go.jp/ge/topics/cg20200930/
また、鑑賞をもっと楽しむためにスマホアプリ「Catalog Pocket(カタログポケット)」では今回の記念展で出品されている作品の写真や解説をみることができます。そちらも要チェックです!
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