2020年09月12日 10:00
実は古くから古美術店の多い尾張町。そのひとつの「松文斎」は中国古美術を専門とした北陸でも唯一のお店です。
社長の松本さんは、お店の近所にある書道用品専門店「文真堂」(金沢市尾張町)へ1990年に入社し、中国古美術を担当していました。2012年に独立し、お世話になったという文真堂の先代社長の姓の「松本」と「文真堂」からそれぞれ一字ずつとり、書斎の意味のある「斎」とあわせて「松文斎」と名づけてスタートしました。
松文斎では、印材や書画、家具など中国古美術を幅広く取り扱っており、部屋という部屋の隅々にまで数えきれないほどの商品が並べられて圧巻です。「文房四宝」とよばれる、硯・墨・紙・筆の取り扱い点数や鑑定の経験は全国だけでなく中国にも知られるほどの実力で、日本でも屈指のお店。なかでも硯は、社長の松本さんの得意とする専門、かつ好きな分野だそう。そのため、松文斎には全国からお問い合わせが寄せられます。
遠方の方には無料でメールでの写真鑑定も受け付けています。査定にかかる日数はだいたい1~2日程度。鑑定品のなかに中国古美術以外のものがあっても専門家に依頼するなどして査定してくれます。その際も連絡があるそうなので安心できますね。
買取方法は即現金とオークション代理出品の2通りから選べます。
直接の持ち込みもOKですが、その際は訪ねる前に電話があるとスムーズです。依頼があれば出張での鑑定や買取もしています。
お店は、古美術だけでなく好きなことを話すスペースとしても開放しているため、お店には週に2~3回ほど来る常連さんもいるそう。中国古美術に興味がある方はもちろん、おうちに気になる骨董品が眠っている方もまずは訪れてみてくださいね。
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