2020年06月14日 7:00
橋場町の真宗大谷派・善福寺の庭にはなぜか、キリシタン灯篭が残っています。
善福寺には、関ヶ原の戦いで敗れた西軍の副大将・宇喜多秀家の妻で前田利家の四女・豪姫の娘・冨利姫(ふりひめ)が嫁いでいます。一向一揆の再発を防ぐため、真宗(一向宗)寺院の懐柔策として前田家が冨利姫を嫁がせたと伝えられています。
敗れた宇喜多秀家は八丈島へ流されましたが、豪姫は金沢へ里帰りし、キリシタンとなっているので、その娘も洗礼を受けてキリシタンとなった可能性があります。善福寺にキリシタン灯篭が残る背景にはそんな事情があるのかもしれません。
たまたま善福寺の境内で目にした灯篭がキリシタン灯篭なのかどうかはわかりませんが、かなり古い灯篭でした。
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