2021年10月09日 14:00
石引2丁目の真行寺は、大阪夏・冬の陣で大活躍した豊臣方の名将・木村重成(しげなり)の娘・州岩太益和尚が開いた寺です。
木村重成は、豊臣秀頼の乳母の息子で、幼少期から秀頼の小姓として仕え、成長してからは武人として才能を開花させ、大阪冬の陣では徳川軍を大いに苦しめ、全国にその名を広ました。その後の大阪夏の陣でも奮戦しましたが、討ち死にしました。超イケメンだったことでも知られ、現代の歴史ドラマでも、大阪の陣では必ず登場する豊臣方のスターです。
その娘がどのようにして加賀藩に逃れたのかはわかりませんが、加賀八家の本多家の家老・篠井雅楽助に助けられ、本多町で父・重成を弔うための庵(いおり)を開きました。
さらに三代加賀藩主の力添えを得て、真行寺を開きました。加賀藩の前田家は徳川方につきましたが、もともとは豊臣家とのつながりが強く、その豊臣家に尽くした名将の娘とあって、情けをかけたのではないかと思われます。
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