2020年03月26日 20:30
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「平成の名水百選」は2008年6月に全国各地の湧水、河川、用水、地下水の中から100カ所が選ばれました。石川からは白山市の「白山美川伏流水群」、七尾市の「藤瀬の水」、小松市の「桜生水」、能美市の「遣水観音霊水」の4つが選ばれています。
キレイに飾り付けされている「お台場の水」
霊峰白山を源とした白山美川伏流水は、100年かけて湧き出る命の水です。暖冬だった今年も春めいてきて雪解けが始まりましたが、いま湧き出ている伏流水は1920年ごろ、つまり大正時代前後の水ということですね。驚きです。
白山美川伏流水群はいくつか水汲み場がありますが、美川のまちなかにある「お台場の水」は、その中でも昔から協同洗い場として使われています。今では誰もが利用できますが、組合の管理なので立派な屋根付きの小屋が立っています。飲み水や洗い物など生活に密着して、とても大事にされてきたことがわかりますね。
名水認定書
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