2020年03月22日 7:00
加賀八家の一つ・本多家の禄高は5万石で、八家の中ではもちろ、日本の大名家の家臣の中でも最高の禄高を誇りました。
本多家の初代・政重は徳川家康の側近だった本多正信の次男で、加賀・前田家と徳川家とのパイプ役を努め、加賀百万石を潰そうとする徳川家の策略からたびたび加賀藩を救いました。
百万石を救った代償だと考えれば、破格の5万石の禄高もうなずけます。
本多家の上屋敷は現在の出羽町の県立美術館、国立工芸館、県歴史博物館、加賀本多博物館、中屋敷は本多町の県立図書館、北陸放送会館、鈴木大拙館、下屋敷は県立工業高校、遊学館の一帯にありました。
こうした広大な屋敷の敷地を見ると、5万石の本多家の力が、ほかの大名家と肩を並べるほどすごいものであったことがうかがい知れます。
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