2020年02月29日 7:00
金沢市中心部と金石を結ぶ約5キロの主要地方道・金沢港線は三代加賀藩主前田利常の時代に造られた道です。北前船が寄港する宮腰(現在の金石)と城下を最短距離で結ぶために造られた道で、当時、日本の五大都市の一つであった金沢の繁栄を支えた大動脈でした。
夜に宮腰から城下までかがり火をたくさん置いて、それを金沢城から見下ろして真っすぐになるように縄を張り、一直線の道路を造ったそうです。当時としては合理的な工法だったと思います。現在ではこれだけ真っすぐな道を造るのは無理ですが、藩主のツルの一声で物事が決まった当時だからこそ出来た見事な一直線道路です。
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