2022年11月06日 20:05
天神橋のたもとにある浄土宗・了願寺(りょうがんじ)の境内に、琵琶を弾く弁財天「妙音弁財天」の銅像があります。
こうした銅像はお寺では珍しいので、説明書きを読むと、明治21年(1888)に金沢市に生まれた妙善上人(みょうぜんしょうにん)が晩年の昭和時代に、琵琶(びわ)を弾きながら説法をした姿を偲(しの)んで建立したものだそうです。
弁財天は仏教の守護神の一つで、神仏習合の考え方に関係しています。
琵琶とお坊さんといえば、鎌倉時代に琵琶を弾きながら『平家物語』を語った琵琶法師が思い浮かびますが、昭和の時代に琵琶を弾いて仏教の教えを語る法師がいたとは意外でした。
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