2021年12月18日 18:00
昭和33年(1958)から平成5年(1993)まで卯辰山山頂に、動物園や演劇場などを備えた大規模娯楽施設があったことはまだ記憶に新しいと思います。その施設は「金沢ヘルスセンター」として開設され、途中から「金沢サニーランド」に改称され、閉園後は石川動物園に動物が移管されました。
金沢ヘルスセンター開園翌年の昭和34年、同センターの社長がふもとの天神橋詰めと山頂を結ぶロープウェイ建設計画を打ち上げましたが、採算性や一部地主の反対で夢物語に終わりました。しかし、ヘルスセンターの当時の盛況ぶりを知る人にとっては、この計画は「ひょっとしたら実現するのでは…」と思わせるものだったのではないでしょうか。当時は「北陸のディズニーランド」的な存在だったのですから。
実際、金沢ヘルスセンターと小さな谷を挟んで隣接していた同じグループの金沢水族館はミニロープウェイで結ばれていました。50年以上前にそのミニロープウェイに乗った者としては、とても懐かしい場所です。
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