2019年10月18日 6:30
昨日のプロ野球ドラフト会議は、星稜ナインにとっても、そして県民みんなにとっても、まさに夢のような時間でしたね。宇ノ気ブルーサンダー時代からバッテリーを組む2人の幼なじみが、そろってセリーグの2球団へと羽ばたいていきます。
星稜高の奥川恭伸投手は3球団競合の末、東京ヤクルトが、女房役の山瀬慎之助捕手は5巡目で巨人に指名されました。2人はもっとも信頼しているチームメイトであり、かつ切磋琢磨してきた良きライバル。互いに意識して一緒に成長してきたからこそ、大輪の花が開いたんだと思います。バッテリーで同時指名、それも少年野球時代からの仲間というのは、本当に珍しいことだと思います。
奥川投手は「神宮球場で投げた経験もあるので、いい印象がある」と話していましたが、じつは東京ヤクルトと星稜高校は縁遠く、スワローズに入団するのは奥川投手が初めてだそうです。
山瀬捕手は現役を引退した阿部捕手と同じ名前「慎之助」で話題には事欠かないですね。「40歳までプロ」の目標を掲げ、出来るだけ長くマスクをかぶりたいと話していました。
また、2人とも東京を拠点にプロ生活を送ることになりますが、「田舎者なので都会の生活に早く慣れたい」と笑顔を見せていたのが印象的でした。
ちなみに運命の日もいつもと変わらず授業を受けていたそうで、奥川投手は5限目の授業は体育でソフトボール。成績はヒット、ツーベース、スリーベースの3打数3安打。ドラフト1位指名という「ホームラン」でサイクルヒットを達成した、記憶に残る1日となりました。
林監督は「2人とも必ず指名されると信じていた。1年間活躍できる体を早く作って、後輩たちの目標になってくれることを期待している」と話していました。プロの世界は厳しいですが早く一軍に上がって、この夏の甲子園のように日本中を沸かせてくれる日を心待ちにしています。
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