2019年10月17日 21:00
2019年のプロ野球ドラフト会議が10月17日に行われ、夏の甲子園で準優勝の原動力となった星稜高の奥川恭伸投手は、東京ヤクルトが1位指名で交渉権を獲得しました。星稜で高卒選手の1位指名は27年ぶり、1992年に4球団に指名された先輩の松井秀喜選手に次ぐ、3球団が競合しました。
会見会場の星稜フォーラムは、ドラフト会議が始まるかなり前から約100名の報道陣で超満員、まさに熱気に包まれていました。いいじ金沢も取材に行ってきましたよ。
林和成監督、山下智茂名誉監督に囲まれて運命の瞬間を待つ奥川投手は、少し表情が硬い場面もありましたが、時折笑顔を浮かべながら緊張した様子をあまり見せずに指名の時を待っていました。
東京ヤクルト、阪神、巨人が競合。抽選の結果、1位指名を公言していた東京ヤクルト・高津監督が当たりクジを引き当てました! 指名が確定した瞬間も表情を崩すことはありませんでしたが、安堵したのかちょっとだけ表情が和らいだ気がしました。高津監督は「スワローズはもちろん日本のエースとして活躍を楽しみにしている」とエールを送りました。
記者会見で奥川投手は「(ヤクルトは)チームとファンが一体となった温かみのあるチームという印象。早くチームに溶け込んで、自分も活躍できるよう頑張っていきたい。松井秀喜選手は先輩でもありあこがれの存在。そういった選手になれるように頑張る。一番は勝てる投手になりたい」と時折顔をほころばせながら抱負を述べていました。
山瀬捕手は5巡目で読売ジャイアンツが指名。宇ノ気ブルーサンダー時代からバッテリーを組む2人は揃ってプロの世界に飛び込みます。今年引退した阿部選手と同じ「慎之助」の山瀬捕手は、「目指していたプロの世界に立てるのでホッとしている。阿部選手に憧れてやってきた。強肩以外もアピールできるよう頑張っていきたい」と思いを新たにしていました。
そろって東京でプロの世界へと巣立つ奥川投手と山瀬捕手。これまでチームメイトとして切磋琢磨してきた2人がプロのステージで活躍してくれることはもちろん、投打での対戦が今から楽しみですね。応援しています!
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