2019年10月16日 8:30
犀川ダムの水を浄化して市民に供給する末浄水場の園地は、1932年（昭和7）に完成した幾何学的なデザインのフランス式庭園で、国の名勝に指定されています。
昭和初期に欧州の造園技術が輸入され、日本各地で洋風の庭園が造られましたが、現在まで残っているものは極めて少ないそうです。
左右対称の形状はいかにも洋風で、兼六園をはじめ古い日本庭園が多く残る金沢では異彩を放っており、こんな珍しい異国風の庭園が壊されずに残っているのも金沢らしいと思います。
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