2019年10月03日 20:30
輪島市と珠洲市との境近くにある曽々木海岸。見どころスポットとして「窓岩」が有名ですが、「ヒロキ(尋岐)の険」にもぜひ立ち寄ってください。昔は道も無く、「能登親不知」ともいわれる難所で、誤って海に落ちて落命する人が絶えませんでした。
安永9年(1780)に海蔵寺八世の麒山瑞麟(きざんずいりん)和尚が隧道の開削を決意。加越能3カ国を托鉢して資金を集め、13年かけて掘り進めて寛政4年(1792)に開通しました。
今でもトンネル工事は大変ですが、13年かけて手で掘り抜く強靭な意志に脱帽です。近くには往来者の安全を祈願して麒山和尚が建てた石仏があります。秋の行楽シーズンに奥能登へ行かれた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
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