2019年07月30日 6:30
「蓮寺」として知られる神宮寺の持明院で、「妙蓮(みょうれん)」が見頃を迎えています。
妙蓮は、つぼみのときは1つの花に見えますが、外側の花びらが開くと複数の花が見られるという珍しい品種。
現存するのは持明院の加賀妙蓮と滋賀県守山市の近江妙蓮だけと言われています。
花びらは1,500~3,000枚にも及ぶこともあり、重みもずっしり。お堂で実際につぼみを持たせてくれますよ。
8月12日(月)までの限定公開なので、まだの人はぜひ。8月3日(土)にはライトアップも行われます。
拝観料300円。
持明院は、810年頃、弘法大師が創立したと伝わる高野山真言宗のお寺。もともとは金沢駅前にありましたが、金沢駅前開発により生育環境が悪化したため、昭和46年(1971)に現在の土地に妙蓮を移植するとともに、持明院も移転。蓮への思いが素晴らしいです。お堂では「妙蓮茶」を自由に飲めるので、ぜひ味わってみてください。
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