2019年05月20日 7:30
5月18日・19日、白山市の美川地区で「おかえり祭り」が開催されました。「おかえり祭り」は藤塚神社の春祭りで、起こりは700年も昔にさかのぼるとか。現在のような形で行われるようになったのは、美川が北前船の交易で栄えた江戸時代中期ごろといわれています。
おかえり祭りには13台の台車(だいぐるま)が登場。台車は美川仏壇の技を生かした豪華絢爛なものです。
祭りは、1日目に若衆に担がれた神輿が、ラッパ手と13基の台車、悪魔祓いの獅子の先導で藤塚神社を出発して町内を練り歩き、高浜御旅所に到着します。2日目の夜に御旅所を出発し、「おかえり筋」の町内を通り、翌朝未明に藤塚神社に戻ります。「おかえり筋」は帰る神輿や台車をもてなす通りで、10年ごとにめぐってきます。2日目の出発までは御旅所傍に13台の台車が並び、華やかな雰囲気に包まれていました。
神輿の先導をする紋付き袴姿のラッパ衆の勇ましさも見ものです。ラッパは日露戦争に出兵した町民が神輿を担ぐときに演奏して以来、今日に伝えられているそうです。
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