2019年05月03日 6:30
田鶴浜にある東嶺寺は永正17年(1520)の開山。藩政期は加賀藩の重臣・長家の菩提寺として手厚く庇護され、その改築の折には尾張から指物師を呼び、戸障子、欄間の制作に当たらせたことが、田鶴浜建具の発祥となっています。
本堂と山門が七尾市の指定文化財に登録されています。山門はとても立派で、瓦屋根や重厚な木造の装飾、仁王像など、加賀藩の重臣の菩提寺にふさわしい威容です。境内にある丘陵には長家の広大な墓所があります。
境内入り口には「不許葷酒入山門」の石碑が建っています。曹洞宗寺院でよく見かけますが、「くんしゅ さんもんに いるを ゆるさず」と読み、生臭い肉や魚、野菜(ニンニク、ニラ、ネギ等)を食べた者や、酒を飲んだ者が寺に入ることを許さないということです。参拝時には気をつけてくださいね。
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