2018年10月11日 20:30
平地が少なく米があまり穫れない白山ろくでは、栃の実は大事な主食の一つでした。栃の実の皮を取って、アクを抜き、もち米とともに蒸して撞いた「栃餅」は、とても手間暇かかるそうで、特にアク抜きの仕方で味わいが変わるんだとか。なので、栃餅は盆・正月やお祭りなど「ハレの日」に食べられるごちそうでした。
中にあんこか、外にあんこかで、好みが分かれますね。個人的にはどちらかと言えば「外あん派」ですが、どちらも甲乙つけがたく、独特で素朴な味わいです。
栃の実は9月の終わりから10月中旬にかけてが旬ですが、栃餅自体の旬は1年中。家庭で作られることも少なくなったそうですが、これからも守り続けていきたい伝統食です。休日は午後になると売り切れることも多いので、お買い求めはお早めにどうぞ。
いいじボタンをクリックしてポイントGET♪
ポイントを貯めればきっといいじなコトあるはず!?