2018年08月16日 20:30
残暑はひと段落ですが、週末にはまた暑くなるようですね。エアコンもいいですが、自然の涼しさが欲しい今日この頃です。
小松市の山奥にある旧尾小屋鉱山。明治10年代から本格的な採掘が始まり、約80年にわたって日本有数の鉱山として繁栄しました。一時は銅の生産量日本一を誇ったそうです。
その鉱山跡を見学できる「尾小屋マインロード」は、昔の地下坑道を利用していて、夏でも気温14度程度とひんやり涼しいです。坑道を探検気分で600mほど歩けますよ。鉱山のようすを楽しく、まじめに学ぶことができます。
ただ涼しいだけじゃなく、ここは本当にスゴイところです。縦横に幾重にも張り巡らされた坑道の総延長は160kmに及ぶそうで、直線距離にして金沢ー糸魚川、金沢ー木之本あたりまで行けることになります。
東京メトロ(地下鉄)の総延長が195kmですから、その規模が分かっていただけるでしょうか。ちなみに最上部の坑道から最下部まで700mの落差があって、最下部はなんと海抜0m以下、です。
明治150年記念企画展「此処ニ生キル-尾小屋鉱山盛衰記-」が開催中です。尾小屋鉄道のジオラマも新しく寄贈されていました。一度行ったことのある方もぜひどうぞ。
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