2018年08月06日 6:30 

【おでかけ】文化財としても認められた鴨ヶ浦散歩道の塩水プール

輪島港の近くの景勝地、鴨ヶ浦には岩礁で作られたプールがあります。ちゃんとコースも表示してあるんですよ。このプール、なんと昭和初期に魚を鑑賞するために作った水槽を戦後、水泳の練習用にプールに作りかえたものだそうです。海岸の岩礁を縦25メートル、幅13メートルにくりぬいたもので、取排水口から海水が自然に出入りする仕組みになっています。岩場が続く海岸にとつぜん現れるプールはなかなか不思議な風景です。
「鴨ヶ浦塩水プール」は「立地特性を生かしてつくられた類例少ないスポーツ施設」として2018年3月に文化審議会が登録有形文化財にするように答申しています。文化的価値も認められているんですね。

周辺は白っぽい奇岩が並び200メートルほどの遊歩道が整備されています。「猫の地獄」「象の鼻」「大蛇の背」など、ユニークな名前の付いた岩もあり、散策におすすめのスポットです。

スポット情報

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鴨ヶ浦遊歩道( かもがうらゆうほどう )

住所:
〒928-0071
輪島市輪島崎町
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