2018年06月23日 9:00
浅野川の梅ノ橋のすぐそばに、美人の水芸人・滝の白糸の銅像が建っています。義血侠血の主人公・滝の白糸は、恋する苦学生に仕送りをしていましたが、ある日、暴漢にその金を奪われ、途方に暮れて民家に泥棒に入ろうとして、はずみでその家の夫婦を刺し殺してしまいます。
そんな狂おしくも悲しい恋物語がその銅像には秘められています。浅野川界隈には、現代のオペラにもよく登場する泉鏡花の小説の世界が広がっています。
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