2018年02月28日 7:00
寺中町の大野湊緑地公園にある「寺中台場跡」は幕末の慶応2年(1866)に、加賀藩が黒船来航に備えて宮越(金石)台場、畝田台場とともに築いた砲台を部分復元したものです。当時の台場は海岸に築かれましたが、寺中台場や畝田台場が内陸部に設けられたのは、長州藩が下関事件で外国艦隊の大砲に撃破されたのを教訓に、内陸部へ敵を引き付けて迎え撃とうとしたものと考えられています。
鎖国の眠りから覚めた緊迫感を伝える数少ない遺構の一つです。
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