2017年12月09日 17:00
金沢駅金沢港口(西口)、アパホテルの隣にある平岡野神社。こちらが所有する絵画「愛染明王国絵塔婆」は、室町幕府を開いた足利尊氏(高氏)が北陸巡業の際に武運長久を祈願して寄進したものとも伝わっています(ただし、近江国の守護・佐々木道誉氏との説もあり)。鎌倉時代末期の作品とされ、とても貴重な作品とのこと。この宝物は、明治時代の神仏分離令によって、放生寺(金沢市広岡1-17-25)に預けられることになりました。その名残として、放生寺では現在も彼岸に愛染明王の法要が営まれています。古くから大火がないのはこの愛染明王の御加護ともいわれており、お寺では火の守護神としてもまつられています。現在、宝物は金沢市指定文化財として石川県立美術館で保管されていますが、複製画は平岡野神社拝殿で展示していますよ。
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