2017年10月13日 7:00
今年4月、続日本100名城に選出された鳥越城。桝形門や石垣などがきちんと復元整備されており、中世の山城(やまじろ)を代表する城郭です。春風亭昇太師匠はじめ山城好きにはたまらない遺構ですね。
遺構が丁寧に復元整備されている
「一揆敗れて山河あり」のモニュメント
鳥越城は約100年間、「百姓の持ちたる国」として自治体制を打ち立てた加賀の一向一揆が、織田軍と激戦を繰り広げた「最後の砦」です。城主は鈴木出羽守(でわのかみ)。3度の激戦の末、1582年3月ついに屈服。生け捕りにされた300人が磔(はりつけ)にされ、周辺の村々からは3年にわたって人の姿が途絶えたといわれています。
向かいの二曲城とセットで堅い守りを固めた
一つ一つの遺構が郷愁を誘う
標高312mに築かれた本丸近くまで車道が整備されており、駐車場まで一気に上れます。本丸からの眺めは素晴らしく、向かいの山にある二曲城(ふとげじょう)とセットで守りを固めていたことが分かります。加賀に住む庶民としては、一度は訪れておきたい地の一つです。
続日本百名城の認定証(コピー)
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